【ニキビ歴8年の経験と知識】そのニキビはホルモンバランスが原因かも。
読者の悩み
- ホルモンバランスってニキビにどんな影響があるの?
- ホルモンバランスが乱れる原因って何?
- 整える方法があったら知りたい
こういった疑問に答えていきます。
ホルモンバランスって何
ホルモンは体の色んな働きを調節する物質です。
- 成長ホルモン
- 男性ホルモン
- 女性ホルモンなど...
現在、100種類ほどのホルモンが知られています。
ホルモンバランスとは、このたくさんあるホルモンが、それぞれ最適な量だけ分泌されていることです。
しかし、あるきっかけでホルモンバランスが崩れると、体にいろんな悪影響を与えます。そのうちの1つが、男性ホルモンの増加による皮脂の過剰分泌です。
つまりニキビができやすくなるんですね。
なのでホルモンバランスとニキビは切っても切れない関係なんです!!そこでまずは、【ホルモンバランスが崩れる原因】を一緒に見ていきましょう。
ホルモンバランスが乱れる原因
原因は大きく分けて3つあります。
- ストレス
- 睡眠不足
- 生理周期
下記でさらに深掘りしていきます。
1.ストレス
ストレスが溜まると、人はそれに対抗するために「アンドロゲン」といったホルモンを分泌します。体をストレスから守るために、必死に戦ってくれる物質だと思ってください。
もちろん、この作用自体は全く問題なく、むしろありがた~いことですよね。
しかしこの「アンドロゲン」、実は「男性ホルモン」と似た働きを持っています。
なので、適度にストレスを発散してあげないと、アンドロゲンによって皮脂の過剰分泌を引き起こし、ニキビの原因へ繋がるのです。
2.睡眠不足
睡眠と関係のあるホルモンはいくつかありますが、最も大切なのは「成長ホルモン」です。なぜなら成長ホルモンはこんな働きがあるからです。
- 肌に潤いやハリを与える
- 肌の免疫力を高め、ニキビができにくくなる
めちゃくちゃ大事ですよね!睡眠不足はまさに「お肌の天敵」です。どんなに忙しい日でも、必ず6時間の睡眠は確保したいところです。
※ちなみに余談ですが、【睡眠のゴールデンタイム】って聞いたことありますか?「22時から深夜2時の間には寝とくと美肌になれる」ってやつです。
しかしこのゴールデンタイム、、嘘なんです!!なんと嘘の情報が出回ってるのです!!まあ、僕も初めてテレビで知ったときは驚きましたけどね。笑
要は、何時に寝たのかは関係ありません。
何時に寝ても、質の良い睡眠さえとれていればOKなんです。 この内容について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
3.生理周期
女性ホルモンには次の2種類があります。
- エストロゲン
- プロゲステロン
そしてそれぞれのホルモンで働きが違います。
【エストロゲン】
- 肌の潤いやハリを保つ
- コラーゲン生成を助ける
- 髪をツヤツヤにする
- 善玉コレステロールを増やす
ちなみにエストロゲンは美肌ホルモンと呼ばれています。それくらい女性にとっては大切なホルモンなんです。
【プロゲステロン】
- 食欲を増進させる
- 基礎体温を上昇させる
- イライラする
- 皮脂分泌が増える
- 体内の水分量を保つ
一方で、プロゲステロンはブスホルモンとも呼ばれています。理由は、このホルモンが増えると肌の調子が悪くなるからです。
そして女性は生理が近づくと、「プロゲステロン(通称:ブスホルモン)」が過剰に分泌されて、「エストロゲン(通称:美肌ホルモン)」が減少します。
その結果、下記のような症状がでてきます。
- 皮脂の量が増える
- 顔が油っぽくなる
- 肌が硬くなる
- 毛穴が詰まりやすくなる
- ニキビができる
様々な肌トラブルを引き起こすわけです。こんな症状が周期的に起こるなんて、かなり絶望ですよね。
そこで、次のセクションで【ホルモンバランスを整える習慣】について詳しくお伝えしていきます。
ホルモンバランスを整える習慣
さて、ここではホルモンバランスを整える2つの習慣をお伝えします。
- アロマディフューザーでリラックス
- 大豆製品やビタミンEを摂取する
それぞれ深掘りしていきます。
1.アロマでリラックス
日々の生活に、アロマの香りでリラックスする時間を取り入れてみてください。
とはいっても皆さんお忙しいはずなので、オススメは寝る前の10分間です。
アロマディフューザーを使うなり、機械がなければ、お部屋にシュシュッとスプレーするだけでも効果はあります。
やってみると分かるのですが、ストレスが一気に解消されます。それに質の良い睡眠にも繋がります。
一見、ニキビとは関係なさそうに見えるのですが、内側のケアって思いのほか大事なんです。詳しくはこちらの記事もお読み下さい!
2.大豆製品の摂取
大豆には「イソフラボン」という成分が含まれています。
これは先ほど紹介した、「エストロゲン(美肌ホルモン)」に似た働きを持っているのです。1日に50mgの大豆イソフラボンを摂取するのが好ましいとされています。
目安を記しておくので、良かったら参考にしてくださいね。
- 納豆...1パック (65mg)
- 大豆飲料...125ml (69mg)
- 豆腐...1/2丁 (55mg)
- 油揚げ...1/2枚 (52.5mg)
またこちらの記事で、「僕が大豆製品を意識してから変わったこと」を書いています。より詳しく知りたい方は是非お読みください!